親子一緒が基本、漁村留学制度

伊座利校への留学制度ですが、伊座利では「親子が一緒であること」を大切な条件にしています。
「子どもは親と暮らすのが一番だ」
と、考えるからです。転入・移住にあたっては、親ごさんに、地区、学校との話し合い(面談)に臨んでいただきます。

これまで、1~2年の短期を含め、首都圏、関西圏、徳島県内など、全国各地から全国各地から転入生を受け入れてきています。

◆留学期間
1~2年の短期から永住まで
※各家庭の事情にあわせ、1~2年の短期滞在も受け入れています。延長、希望があれば定住もできます。

◆転入までの流れ
STEP1 ⇒ 体験入学&地域住民との面談
転入を希望する子どもが学校に馴染めるのかを探るため、伊座利校に体験入学します。 親は協議会(地区の子どもたちも含まれます)と伊座利校の代表との話し合いに臨みます。基本的に来るものは拒まずですが、子どもを放ったらかしにするような親、地域に馴染めないような親などは転入をお断りすることもあります。

STEP2 ⇒ 住居を紹介
転入してきた家族には、協議会が都市部に住む地区出身者から借り受け改修した空き家などを、住居として用意します(暮らしは自己責任です)。

STEP3 ⇒ 伊座利の子どもになる

★2つのお試し体験もぜひご覧ください。
1日漁村留学体験「おいでよ海の学校へ」
海女の仕事体験「あまちゃん養成(体験)塾」

お試し体験で伊座利を知る

一日漁村留学体験「おいでよ海の学校へ」

1999年から毎年行っている、伊座利のくらしを心と体で感じていただくこのイベントは、漁村留学のいわば一日体験留学、お試し入門編です。さまざまな海の体験を通して地区の人に触れ、自然を満喫していただきます。

伊座利でのくらし、移住に興味・関心のある親子の皆さんは、まずは一度、ご参加いただくことをおススメします。

●開催時期
毎年夏(だいたい7月末)
10時~14時

●参加費
3,000円
(食事代・傷害保険代他として)
※1 同伴の未就学児は半額。当日受付にて集金。
※2 参加費は年によって変更あり

●参加対象
小中学生およびその保護者

●活動内容
磯遊び、クルージング体験、カヌー体験、定置網漁業体験、テナガエビ獲りなど 
※天候等により活動内容変更の場合あり

回を重ねるごとに増える参加者。はしゃぐ子どもたちに親たちがびっくり。

海女の仕事体験「あまちゃん養成(体験)塾」

伊座利では、アワビやサザエを素潜りで獲ってくる海女(あま)さんの仕事体験ができる「塾」を開催しています。
伊座利であまちゃんになりたいあなた、ぜひ、一度チャレンジしてみてください。

◆対象者
海女さんに興味がある18~40歳までの健康な女性

◆内容
海女漁の仕方(海で体験)、海女の決まりごと(座学)

◆時期
7月、8月
あまちゃん養成塾


◆募集定員
毎回10名まで(先着順)

◆対象者
海女さんに興味がある18~40歳までの健康な女性

◆内容
海女漁の仕方(海で体験)、海女の決まりごと(座学)

◆時期
7月、8月

◆募集定員
毎回10名まで(先着順)

◆参加費
10000円(アワビ料理他の昼食とアワビの土産付)
※現地(伊座利)までの往復交通費は各自負担

◆主催
伊座利漁業協同組合

◆運営
伊座利の未来を考える推進協議会

あなたは伊座利人に向いている?

伊座利移住を考えているあなたの、伊座利人度適正Check!

あなたはいくつ当てはまるかな?

□ 海が好きである
□ 元来、「てきとー」な性格である
□ 考えるより、動くほうが好きである
□ (男性の場合)助べえだと思う(自己申告)
□ (女性の場合)かわいくてきれいだと思う(自己申告)
□ 性格は明るいほうだと思う
□ 楽しいことが好きである
□ 将来、漁師や海女も悪くないと思っている
□ 見知らぬ土地で一人放っておかれても、気にしない
□ 地域活動には参加するほうだ
□ 家族での移住を考えている
□ みんなで何かをするのは楽しいと思う
□ まとまりがないのも、なかなかいいと思う

<チェックした数で判定> 

0~2点:あなたの伊座利人への道はまだ遠い。
3~5点:あなたは少しだけ伊座利人の素質があります。
6~8点:あなたはもうちょっとで伊座利人です。
9~10点:あなたはほとんど伊座利人です。
11点~13点:あなたはもう伊座利人です。

※実際に移住を希望される方には、伊座利の未来を考える推進協議会メンバー(子どもがいる場合は伊座利校の代表とも)との面接を行い、その後の話し合いを経て、「伊座利人認定」となります。