過疎、少子高齢化、課題いっぱい。それでももがきながら前へ進もうとしているほかの地域の皆さんへ。
一緒に知恵を出し合って、もっと楽しく生きていきませんか。 経験者だから、共感し合えるし、わかり合えることがあります。幸せのカタチはひと(地域)それぞれ。金儲けはできずとも、みんなの笑顔があふれる村でありたい。
伊座利の経験が、ほかで生きてくれるならこんなうれしいことはない。伊座利が培ってきたものがお役に立つのであれば、提供します。

都市との交流も大事だけど、これから必要なのは農山漁村同士の交流。「トマト持ってきてなー。そしたら魚あげるから」そんな海と山の交流があってもいいじゃないですか。
伊座利の願いは、全国に伊座利のような村が増えてくれること。いつでも気軽に連絡ください。

伊座利の未来を考える推進協議会から、 全国の過疎・高齢化に悩む地域のみなさまへのメッセージ

地域が元気を取り戻していくスピードと、
高齢化と人口減で地域が消滅するスピードのどちらが早いか。

今が最後のチャンスかも・・・・・

考えること、語ることも必要だけど、
動くことで課題がもっと鮮明に見えてくることも。

とにかく動いてみませんか。
グチを言っても、嘆いても、何も解決しないのでは。

今後具体的に進めたいのは二つ。
「全国に伊座利人を増殖することと、各地域に人情カフェを作ること。」

<計画の詳細>

(1)全国に伊座利人を増殖すること。
人口減少時代の中にあって、田舎(農山漁村地域)の人口が増加することはある意味非現実的なことかも。けど、そこに人が住み続ける限り、思いやって助け合って支え合うコミュニティのある地域でありたい。そう願うのは伊座利に限らずどの地域でも同じではないでしようか。
そこで、伊座利ではコミュニティの新たな仕組みとして、伊座利出身者やその2世・3世、縁のある人たち、伊座利を訪れたり、伊座利に関心を持ち、伊座利を未来に残していきたいという“心”(愛着心、志、関心)を寄せる伊座利外に住む人たちを「伊座利人」として受け入れ、伊座利外に住みながらも伊座利の新たな担い手となる「ふるさと住民制度」を創出し、全国に伊座利人を増殖していきます。
どこの田舎にも、心を寄せる人たちがいるのでは・・・。

(2)一村一カフェ運動
今、田舎に必要なのは、地域内外からの多様な人が集まる“サロン”です。住民のたまり場、遠来の人たちとの会話の場、村の食材を知ってもらえる場、食事の支度がおっくうなお年寄りの人たちが食事をできる場として、一村一カフェが全国にできればといいなと願っています。
子どもからお年寄りの方までが気軽に利用できるのは、食堂でもなく、居酒屋でもなく、レストランでもなく、その地域の特性が活かされたコミュニティ“カフェ”です。

(3)田舎deきゃばくら(詳細はこちら)
地域(集落)の特徴や個性に基づいたポジティブなイメージを都市住民等に認知してもらうことで相対的な価値を高め、「選ばれる田舎」・「外に開かれた田 舎」・「出会い系の田舎」を目指していくため、地域内外の世代を超えて人をつなぐ場、人と人の交わりと通じて地域を元気にする出発点の場、人を引っ張り込む場を創造します。

◆お問い合わせ先
伊座利の未来を考える推進協議会(伊座利漁業協同組合内)
徳島県海部郡美波町伊座利
(0884-78-1185)